ドゥカティを楽しむタイヤ選び
イントロダクション

ドゥカティの特性にあわせた
おすすめのタイヤをご紹介します!

はじめまして。二輪車用タイヤ専門店「SPEEDSTAR」の水口です。今回、Virgin-Ducai編集部から、「ドゥカティのタイヤ選びについて解説して欲しい」という依頼をいただきました。国産バイクとは違った個性を持つドゥカティに合ったタイヤについて、タイヤ専門店からの視点でご紹介させていただきます。ノーマルで装着されているタイヤもハイスペックなものが多いですが、アフターマーケット製品を視野に入れると、乗る楽しみがより一層広がるのではないでしょうか。マッチングの良いピレリをはじめ、さまざまなメーカーの“遊べるタイヤ”をご紹介します!さて、今回ピックアップする車種はドゥカティの代表的車種とも言える「モンスター」。軽量でスポーティなこのモデルにマッチングの良いタイヤ選びには、ちょっとしたポイントがあるんですよ。

 

メーカー、銘柄ともに豊富なタイヤから、ドゥカティにベストマッチングする1本をご紹介します!

モンスターシリーズのタイヤ選び

“軽い車重”を活かすタイヤが
モンスターの魅力を引き出します

同じネイキッドという言葉でカテゴライズしても、ドゥカティと他のメーカーで大きく違うもの、それは“車重”です。リッターオーバーの国産車輌の場合、乾燥重量が200kgを上回るものがほとんどですが、ドゥカティの場合はとても軽量で、現行型のモンスター1100だと170kg以下。この差がタイヤ選びに大きな影響を与えます。タイヤにはそれぞれ想定の重量が設定されていて、特にツーリングタイヤなどはかなり大きな重量がかかることを前提に設計されていることがあります。ガソリンetc+ライダーで300kgほどになる車輌なら問題ないのですが、場合によっては30kg以上軽くなるモンスターシリーズだと、タイヤに荷重がかかりきらないため、良好なグリップ力を引き出すことができません。モンスターを楽しむためには、タイヤの剛性が高すぎるものを避け、ソフト傾向のものを選ぶことがポイントです。また、エンジンパワーもS4など水冷エンジンを除くと100馬力以下に収まっているので、車輌重量とあいまってタイヤの消耗が比較的少なくなっています。マシンの特性も考慮すると、ツーリングメインであってもスポーツタイヤを選ぶのが、意外とおすすめですよ。

 

こうやって押すと、タイヤの硬さがまったく違うことがわかります。モンスターなら柔らかめがグッド。

タイヤ交換ひとくちメモ
これがおすすめ!「モンスター」シリーズ向けタイヤ
ツーリング派におすすめ

 

ブリヂストン BT021

比較的減りが早いタイヤですが、モンスターなら少し長めのライフが期待できます。新しいスチールベルト構造を採用しているのでグリップ感と乗り心地が共に良好なのが特徴。タイヤのケーシング剛性も高すぎない設定なので、軽量な車重に良くマッチしますね。一昔前のスポーツタイヤ以上の走りを楽しめる、私としてもイチオシの一品です。

その他おすすめタイヤ

・ピレリ ディアブロストラーダ

・メッツラー Z6インタラクト

・ミシュラン パイロットロード2

スポーツ派におすすめ

 

ピレリ DIABLO ROSSO

スポーツタイヤの定番中の定番、ディアブロロッソはモンスターにもおすすめ。ピレリ製だけに、メーカー間のマッチングも良好です。グリップが良い割りにロングライフ、ウェット路面にも対応するという万能タイヤなのでとりあえず選んでおいて間違いなし。初心者の方には、フロントグリップがわかりやすいブリヂストン BT016も良いでしょう。

その他おすすめタイヤ

・メッツラー M3

・ミシュラン パイロットパワー

・ダンロップ クオリファイアーII

サーキット派におすすめ

 

ミシュラン Power one

過激なプロファイルが目を引くパワーワンですが、こちらもモンスターシリーズで「遊べる」タイヤです。タイヤ剛性がやわらかく設定されていて、車重が軽いモンスターでもすばやく熱を入れることができ、グリップを引き出すことが簡単。同サイズのタイヤの中でも軽量なので、モンスターの持ち味をより活かせます。走行会ならこれで万全です!

その他おすすめタイヤ

・ブリヂストン BT003ST

・メッツラー レーステックインタラクトK3

・ダンロップ アルファー11

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