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スーパーバイク1098/1098S

  • 掲載日/2009年01月05日【DUCATI購入ガイド】
スーパーバイク1098の画像

Superbike 1098 / 1098 S

強さと美しさを兼ね備えた
スーパーバイクの頂点

スーパーバイクシリーズにおける999の後継機種として2006年に発表されたモデル、それが1098である。スポーツ性能の追求を至上命題とし、ドゥカティのパッションや技術力を象徴するモデルだけに、発表前から多くの期待を集めたのは記憶に新しいところだ。また、先代999系のパフォーマンスは916系のそれを上回り、性能の追求という面では立派に役目を果したが、そのあまりにも前衛的なデザインが物議を醸したため、皮肉にもファンが望むスタイリングが916系の中にあったことを証明する役目も果してしまった。そのため、1098は性能だけではなくデザインにおいても、先代を超えることを宿命付けられていたモデルだと言える。かくして、比較的短い開発期間であったにもかかわらず、1098は周到に準備され、強さと美しさを兼ね備えたスーパーバイクの頂点に君臨するモデルとして世に送り出されたのである。

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先代999系よりも、むしろ916との深い関連性を窺わせるデザインとなった1098。
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エンジン、シャーシ、ブレーキ
すべてにおいて隙のない作り

1098に搭載されたエンジンは、ボア・ストロークが104mmX64.7mmという超オーバースクエアに設定されたテスタストレッタ・エボルツィオーネ・エンジンだ。先代999のSBKホモロゲーションモデル999Rのエンジンと比較して、ストロークを5.9mm延長された強心臓は、パワーだけではなくトルクにおいても先代を大きく上回る。また、フレームはパイプ径をアップしつつ肉厚を落とすことで全体の剛性を最適化。捻り剛性を5%落としてしなやかさを狙いながら、曲げ剛性は2倍以上に高めた設計となっている。足回りは、スタンダードの1098がフルアジャスタブルのショーワ製、シリーズの中核と目される1098Sは前後ともにオーリンズ製を採用。ブレーキは、ブレンボが1098用に開発したとされるラジアルマウント・モノブロックキャリパーと330mmセミフローティング・ダブルディスクを組み合わせ、強力かつコントローラブルなストッピングパワーを実現している。そのほか、1098の軽合金ホイールに対して、1098Sは鍛造軽合金ホイールを装着するなどの違いがある。

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ドゥカティLツイン史上最強のパワーユニット、テスタストレッタ・エボルツィオーネ・エンジン。
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トレリスフレームを構成するパイプを大径薄肉化。車体全体の剛性アップと適正化を図っている。
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鍛え上げられた筋肉を連想させる逞しい片持ちリアスイングアーム。鍛造品と鋳造品のコンポジット。
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多機能メーターディスプレーには意外にも時計が備わる。データロギングシステム(DDA)も搭載。

際立つスポーツ性
公道前提ならば1098でも十分

相当数の1098がサーキット走行に供されると思うが、多くのライダーにとっては、そのポテンシャルが公道で味わえるか否か、という点も重要だろう。その点では、やはりこのバイクに似合うステージはワインディング、それも前後サスペンションに十分に荷重をかけられる高速コーナーだと言える。ハイグリップタイヤを路面に押し付けつつリーンすれば、ライダーの意思に先回りするかのように素早くレスポンス。グイグイと向きを変えていく強烈なコーナーリング性能は快感の一言だ。一方、荷重を乗せ切れない低速コーナーはあまり得意ではないようだ。高荷重設定ゆえこれは致し方ないところだが、やはり1098を気持ち良く走らせるためにはやはりサーキット、もしくはそれに近い環境が必要だということかもしれない。また、このような設定ゆえ、サーキット以外では1098と1098Sの差は出難い。公道で楽しむことが前提であればコストパフォーマンスの高い1098でも十分スポーツを満喫できる。

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高い荷重をかけられるコーナーこそ1098に相応しいステージ。一般公道では使いきれないポテンシャルを発揮する。
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特別色のトリコローレと
豊富なアクセサリー

1098には、スタンダード、Sに加えて「1098S Tricolore(トリコローレ)」と呼ばれる特別仕様が用意されている。ベースとなった1098Sとの違いはフレームとホイールのレーシングゴールド塗装、トリコロールカラーに彩られた外装パーツなど。そのほか、テルミニョーニ製レーシングマフラーキットと専用ECUが付属する。また、サーキット走行用に1098専用のカーボンパーツやマフラーなど豊富なアクセサリーが用意されている。

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カーボン製カウルやテルミニョーニ製マフラーなど、サーキット用のアクセサリーを装着した1098S。
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美しいカラーリングの1098Sトリコローレ。1098Sとの間に諸元や仕様の違いはないが、同梱されるテルミニョーニ製102dBマフラーキットやEUCを装着した状態では公道走行不可となる。価格は299万9000円。

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