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ムルティストラーダ1200Sスポーツエディション

ムルティストラーダ1200Sスポーツの画像

Multistrada 1200 S Sport Edition

カーボンパーツをアクセントとする
スポーティ仕様

それまでの ムルティストラーダ1000シリーズムルティストラーダ1100シリーズ が空冷エンジンを搭載していたのに対し、2010年のフルモデルチェンジによって刷新されたムルティストラーダ1200シリーズは水冷エンジンを採用しました。テスタストレッタ 11°と名づけられた排気量 1,198.4ccのエンジンは、スーパーバイク1198シリーズ のものをベースに、排気ガスのクリーン化や低燃費化、低回転域でのトルクアップを目的に改良が加えられたもの。その後、このエンジンはディアベルシリーズへと引き継がれ、2014年現在ではツインプラグ版のテスタストレッタ 11°DS がムルティストラーダ1200シリーズ、ディアベルシリーズ、モンスター1200シリーズに搭載されています。

2010年のデビュー当初、ムルティストラーダ1200シリーズは ABS と DTC(ドゥカティ・トラクション・コントロール)、“4台のバイクのエッセンスを凝縮” した4つのライディングモードを共通装備として、ムルティストラーダ1200、ムルティストラーダ1200Sツーリングエディション、ムルティストラーダ1200Sスポーツエディションの3仕様をラインナップ。Sモデルには、モード切り替えに連動するオーリンズ製の電子制御サスペンション DES(ドゥカティ・エレクトロニック・サスペンション)が装備され、ツーリングエディションにはパニアケースとグリップヒーターが、スポーツエディションにはカーボンの前後フェンダー&ベルトカバーが装着されていました。

ムルティストラーダ1200Sスポーツの画像
2010年と 2011年はブラック、ホワイト、レッドの3色、2012年(車名の『エディション』が消滅)はレッドのみをラインナップしていました。

モデルラインナップ期間年表

  ムルティストラーダ
1200
ムルティストラーダ
1200S
スポーツ
ムルティストラーダ
1200S
ツーリング
ムルティストラーダ
1200S
パイクスピーク
ムルティストラーダ
1200S
グランツーリズモ
2010   オーリンズ製 DES
(電子制御サスペンション)
   
2011          
2012   レッドのみ 色変更
ブラック→チタン
   
2013 DS エンジン   DS(デュアル・スパーク)+
ザックス製 DSS(ドゥカティ・スカイフック・サスペンション)
2014 レッドのみ       レッド追加

当時の思い出話

ひとりが買うとグループ内で流行
手放されないため、中古車は少ない

基本的な性能はもちろん、新車価格も同一だったムルティストラーダ1200Sツーリングエディションとムルティストラーダ1200Sスポーツエディションは、どちらかに人気が偏るということなく、バランス良く売れていきました。国産車からの乗り換えも多く、特にスポーツエディションは、ハヤブサや ZZR1400 といったメガスポーツからスイッチされる方が多かったですね。走行性能が高い上に、ライディングポジションが楽でロングツーリングもバッチリ、おまけにカーボンパーツによって所有感も高いとあって、ツーリンググループ内のひとりが乗り換えると、そのグループでムルティストラーダ1200Sスポーツエディションが流行するのです。

新車当時も、中古車となった 2014年現在も、ムルティストラーダ1200Sスポーツエディションは、青白く輝くホワイトのボディカラーが人気です。しかしながら、ムルティストラーダ1200シリーズ自体が気に入って乗られる傾向にあるため、中古車が少なく、仕様やカラーリングを選ぶ余裕はあまりありません。スポーツエディションを選んだ場合であっても、最終的にはケース類を装着される場合が多いので、仕様にこだわりすぎず、自身の用途に合わせた中古車選びをおすすめします。その一方で、重みでサイドスタンドの根本が歪むことがあり、ケースを付ける際にも注意が必要です。また、固有のトラブルとして DES の『プリロードダンパーエラー』があります。故障している車両ではキーをオンにしてモード切り替えを行うとエラーが表示されるので、必ずチェックしてくださいね。

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Sモデルの電子制御サスペンションに加えて、カーボンベルトカバー&前後フェンダーを装着したスポーティ仕様でした。
ムルティストラーダ1200Sスポーツの画像
中古車は 130万円台から販売されていますが、ハンドルロックプログラムのリコール対応や診断機を使った修理・整備などのアフターフォローを考えると、やはり正規ディーラーでの購入をおすすめします。(2014年7月時点)

価格・スペック(2010年モデル)

記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。
スペック情報は万全な保証を致しかねます。実際に購入される場合はDUCATI正規ディーラーへお問い合わせください。
全長
2,150mm
全高
1,400mm
シート高
850mm
ホイールベース
1,530mm
乾燥重量
189kg
キャスター角
25°
フレーム形式
スチールパイプトレリスフレーム
燃料タンク容量
20リットル
乗車定員
2名
フロントサスペンション
オーリンズ製48mmフルアジャスタブル倒立フォーク 電子制御コンプレッション&リバウンド調整機構
フロントホイールトラベル
170mm
フロントホイール
10本スポーク軽合金ホイール 3.50×17
フロントタイヤ
120/70ZR17
フロントブレーキ
320mmセミフローティングダブルディスク ブレンボ製4ピストン2パッドラジアルマウントモノブロックキャリパー
リアサスペンション
プログレッシブリンク 電子制御オーリンズ製フルアジャスタブルモノショック
リアホイールトラベル
170mm
リアホイール
10本スポーク軽合金ホイール 6.00×17
リアタイヤ
190/55ZR17
リアブレーキ
245mmディスク 2ピストンキャリパー
エンジンタイプ
L型2気筒 4バルブデスモドロミック 水冷
排気量
1,198.4cc
ボア×ストローク
106mm×67.9mm
圧縮比
11.5:1
最高出力
75kW – 102HP/6,000rpm
最大トルク
111.7Nm – 11.4kgf・m/6,000rpm
燃料供給方式
三菱電機製電子制御燃料噴射 ミクニ製電子制御楕円スロットルボディ
排気システム
アルミテールパイプ 触媒コンバーター O2センサー×2 ステンレスツインサイレンサー
トランスミッション
6速
クラッチ形式
湿式多板 油圧式 クラッチ作動力低減アシスト機構&スリッパークラッチ機構
新車価格
219万円
取材協力

ドゥカティ東京大田、ドゥカティ埼玉南と合わせて3店舗のドゥカティストアーを運営するキズキグループの中心ショップ

住所/神奈川県横浜市緑区長津田町5799
定休日/毎週月曜、第2・4火曜
営業時間/10:00~19:00
TEL/045-924-4401

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