VIRGIN DUCATI | DUCATI 2018年式モデルカタログ

DUCATI2018年式モデルカタログ
DUCATI MODELS LINEUP 2018

DUCATI 2018年式モデルカタログ

ドゥカティ新時代の幕開けとなる新開発の
V型4気筒エンジンが注目の2018年ラインナップ

イタリアンメーカーの中でも圧倒的な存在感を放つドゥカティの2018年ラインナップの注目点は、何といってもやはり新開発V型4気筒エンジンを搭載する「パニガーレV4」が加わったことだろう。「Lツイン」というドゥカティのアイデンティティといわれることも多かったエンジン型式にこだわることなく、パフォーマンスをひたすらに追求した結果に生まれた新しいエンジンだ。手法よりも結果を追い求めることこそ、ドゥカティが長年のレース活動で培ってきたノウハウであり、ドゥカティらしいスタイルである。

これに伴い、Lツイン搭載パニガーレでは「1299パニガーレR ファイナルエディション」が2018年モデルとして登場する。名称が示すとおり、1200㏄Lツインパニガーレとしては最終モデルとなる。同じパニガーレファミリーでも959はLツインエンジンを継続して搭載する。2018年モデルとしては「959パニガーレ コルサ」が新登場する。

他のファミリーでも2018年ラインナップは活発だ。「ムルティストラーダ」は排気量が拡大された新開発の水冷L型2気筒エンジンを搭載する「ムルティストラーダ1260」としてモデルチェンジを果たした。シャシーやフェアリングも刷新され、よりいっそう走行性能と快適性に磨きをかけ、その完成度を高めている。

スクランブラーシリーズでは、空冷1100㏄Lツインエンジンを搭載する「スクランブラー1100シリーズ」が2018年モデルとしてデビューする。シリーズは「1100」「1100 スペシャル」「1100 スポーツ」の3モデルがラインナップされ、数多くの専用装備によってスクランブラー最上級グレードとして高性能と高品質を誇る。また、800シリーズでは「マッハ2.0」と「ストリートクラシック」が2018年モデルとして新規に加わる。「デザートスレッド」「フルスロットル」「シックスティ2」はカラー変更が行われた。

ディアベルファミリーでは、「XディアベルS」に新色が追加されている。

「90度L型2気筒」がフラッグシップではなくなり、「90度V型4気筒」がドゥカティ・スーパーバイクとしてラインナップの頂点に立った今年は、ドゥカティにとって新時代の幕開けといっていいだろう。他社のスーパースポーツのように1000㏄という排気量にこだわらず、ストリートでの扱いやすさやトルクフルな特性を目指して1103㏄としたスペックは、ドゥカティのスポーツバイクの在り方を如実に表している。

ナンバー付きバイクである以上、その舞台はまず一般公道。そしてさらなる高みと深みを追求するならサーキットへ。それはパニガーレを筆頭とするドゥカティの最新ラインナップすべてに共通する哲学なのだ。

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