VIRGIN DUCATI | 2009 MotoGPレポート 第16戦 マレーシア DUCATIサーキット情報局

2009 MotoGPレポート 第16戦 マレーシア

  • 掲載日/2009年10月28日【DUCATIサーキット情報局】
  • 写真・協力/Moto GP.com
    ※このコンテンツはドルナ・スポーツ社およびMotoGPオフィシャルサイトからの素材提供により制作されました。
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2009 MotoGP #16 MALAYSIAN(2009.10.25)

完全復活の2連勝を達成
雨のセパンをストーナーが制す

ついに残り2戦となった2009年度のMotoGP。全17戦中第16戦にあたるのが、セパン・インターナショナル・サーキットで行われるマレーシアGP。このサーキットは赤道近くに位置しているため気温が高く、熱帯特有の雨がライダーを悩ませることで有名だ。今回のレースでは、午前中こそ曇りでドライコンディションだったものの、午後からは雨に見舞われるというアクシデントが発生。各チームとも急遽ウェットコンディション対策を迫られる厳しい展開の中スタートした。

予選で4番手につけていたストーナーは、オープニングラップでトップに立つとそのまま独走態勢を築き上げ、結局ゴールまで一度も先頭を譲ることなくゴール。最初から最後まで他を寄せ付けず、2位以下に14秒以上の差をつける横綱相撲で勝利を収め、復帰以来の2位、優勝、優勝とまさに絶好調。また、今季は難しいコンディションでの好成績が多く、彼自身のポテンシャルの高さとデスモセディチGP9のパフォーマンスの素晴らしさを多くのファンにアピールすることにもなっている。一方、今シーズンは追突されるなど不運が続くヘイデンも、無事6位でチェッカーを受けており、着実にポイントを積み重ねた。とはいえ、シーズン中盤にストーナーが3戦連続で欠場したためチャンピオン争いには一歩届かず、今回3位に入賞したロッシが再び王座に輝いてしまった。レースの世界に「もし」は存在しないが、復帰後のレース結果などを鑑みるに、最高の栄誉に浴するチャンスはドゥカティにもあったはず。1年を通してレースを闘う難しさをあらためて感じさせる1戦となった。

次回の開催はいよいよ最終戦、スペインのバレンシア自治州で行われるバレンシアGPだ。チャンピオンは決まってしまったとはいえ、ライダーズ・コンストラクターズともにドゥカティが2位を獲得するチャンスは残されている。復活したストーナーがロレンソを2位から引き摺り下ろし、ヘイデンやプラマック・レーシングが活躍すれば、コンストラクターズでもホンダを逆転できる可能性は十分。残り1戦となった今シーズンのMotoGPも、最後まで目が離せない展開だ。最終戦でも再び、ドゥカティが表彰台の中央に立つことを期待したい。

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オーストラリアGPに続きマレーシアGPでも優勝。しかも今回は独走態勢という圧倒的な速さで勝利をもぎとった。
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不運続きのヘイデンだが、今回のレースは無事にチェッカーを受けることができた。次は表彰台を見たいところだ。

RIDER’S VOICE

C・ストーナー(Ducati Marlboro Team)

「コンディションはみんなにとって同じで、長くこのコースでウェットコンディションを試していなかった。序盤は優柔不断で1コーナーは上手く行かず、数台に抜かれてしまった。」

「ポジションを挽回して、トップに立つと、数ラップの間、コースコンディションを確認したけど、そこであれほど大きなアドバンテージを広げられるとは期待していなかった。」

「中盤までプッシュを続けることを決め、ある程度のアドバンテージを得たら、リズムを少し落とそうと思った。」

「僕はこれ以上望むことはできない。ここ3戦、僕は完璧に近かった。ポルトガルでは、完璧にできたかもしれないけど、あのトラックは僕たちにとって常に難しい。」

「バレンシアが楽しみ。ここ数年間楽しんだトラックだ。チームに、医師たちに、僕を支えた人たちに感謝したい。復帰して、今回のような結果を挙げられたのは最高だ。」

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