VIRGIN DUCATI | 2012 MotoGPレポート 第1戦 カタール DUCATIサーキット情報局

2012 MotoGPレポート 第1戦 カタール

  • 掲載日/2012年04月12日【DUCATIサーキット情報局】
  • 特別協力/Ducati Japan  プレスリリース/2012年04月09日
    MotoGPで活躍するドゥカティ・チーム。メーカー発信のレポートをフォトギャラリーでご紹介します。
2012 MotoGPレポートの画像

2012 MotoGP #01 Qatar(2012.04.09)

開幕戦 カタールGPで
ヘイデンは6位入賞、ロッシは10位完走を果たす

2012年 MotoGP シーズンの幕開けを告げるカタール GP において、ドゥカティ・モト GP チームのニッキー・ヘイデンとバレンティーノ・ロッシは、それぞれ6、10位でフィニッシュした。5番グリッドからスタートしたヘイデンは、スタートこそ良くなかったものの、周回を重ねる毎にパフォーマンスを向上させ、アルバロ・バウティスタ、ステファン・ブラドル、エクトル・バルベラらと熾烈なバトルを展開。バトルを制したヘイデンは、最終的に6位でチェッカーを受けた。

予選で調子が上がらなかったロッシは、12番グリッドからのスタート。いくつかのトラブルに見舞われたが、レースを諦めることなくハードワークを続け、終盤には好タイムを記録。10位でフィニッシュした。

ボローニャ本拠のレース部門およびドゥカティ・モト GP チームのエンジニアは、4月27~29日にヘレスで開催されるスペイン GP に向けて、デスモセディチGP12 の熟成開発を継続する。

RIDER’S VOICE

ドゥカティライダーの画像

ニッキー・ヘイデン (ドゥカティ・モトGPチーム)/6位

「ドヴィツィオーゾやクラッチローと互角にやり合うポテンシャルはあったと思うが、自分自身の怪我やオフシーズンにそれほどテストができなかったことを考えると、6位はそれなりに良い結果だと言えそうだ。序盤にスピーズに行く手を阻まれ、しかもブレーキのフィーリングが良くなく、ポジションを落としてしまった。だが、タイヤマネージメントがうまく行ったので、レースが進むにつれてパフォーマンスが向上した。集団内で激しいバトルになったが、ブラドルを抑えて集団の先頭に立つことが出来た。相応のポイントが獲得できたうえに貴重なデータも取れたし、ライバルと競い合って初めて分かることもある。今シーズンはかなり戦えそうな気がする。まだいくつか改良の余地はあるが、ドゥカティには良い結果が出せるポテンシャルがある。チーム、スポンサー、そしてファクトリーのハードワークに感謝したい。今年のドゥカティは、昨年から確実に前進している」

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バレンティーノ・ロッシ (ドゥカティ・モトGPチーム)/10位

「グリップの良いニュータイヤを履いたところ、リアがプッシュするようになった。おかげでブレーキング中のコントロールが難しく、序盤にかなりのタイムをロスした。その後、バルベラに押し出されてコースアウトし、さらに5~6秒ロスしてしまった。もしコースアウトしなかったら、集団内でバトル出来たはずだ。タイヤのグリップが低下してマシンがスライドするようになると、良い感じで走れるようになった。それに連れてラップタイムも良くなった。ファイナルラップが自己ベストだったが、あの時点でベストラップを出しても、あまり意味はなかったね」

ヴィットリアーノ・グアレスキ (ドゥカティ・モトGPチーム・チームマネージャー)

「ドゥカティにとって、チャレンジングな週末だったが、ポジティブな部分も少なからずあったと思う。GP12 はまだ誕生したばかりのマシンであり、今後も開発熟成に注力する。バレンティーノは予選で苦戦し、レースでも問題を抱えていた。特にフレッシュタイヤで走行した序盤に問題が多かったようだ。終盤は良いペースで走れていたので、何としても序盤に発生した問題を解決する方法を見つけなければならない。ニッキーは、プラクティス中からバレンティーノよりも良いフィーリングで走れていた。今日は決意溢れるライディングで、バウティスタ、ブラドル、バルベラとのバトルを制して、6位を勝ち取った。両ライダーからのフィードバックとデータを比較して、ヘレスに向けてマシン改良に活かしたい」

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