VIRGIN DUCATI | 2012 MotoGPレポート 第5戦 カタルニア DUCATIサーキット情報局

2012 MotoGPレポート 第5戦 カタルニア

  • 掲載日/2012年06月06日【DUCATIサーキット情報局】
  • 特別協力/Ducati Japan  プレスリリース/2012年06月04日
    MotoGPで活躍するドゥカティ・チーム。メーカー発信のレポートをフォトギャラリーでご紹介します。
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2012 MotoGP #05 Catalunya(2012.06.03)

ロッシ、7位フィニッシュも今後に向けて好感触
ヘイデンは右手に違和感を覚えながらも9位完走

カタルニアGPは、午前中の降雨の影響により、前日や前々日よりも涼しいコンディションとなった。雨に見舞われたウォームアップ・セッションは意味をなさなくなったが、その後に天候が回復し、レースはドライコンディションの下で行われた。

ドゥカティ・モト GP チームのバレンティーノ・ロッシは7位フィニッシュ。彼自身はもちろん、チームが望む結果ではないものの、上位陣との差が縮まったうえ、25周のレースを通じて、ロッシは安定したペースで好タイムを出し続けるなど、今後に向けて良い感触が得られている。

チームメイトのニッキー・ヘイデンは、右手の感覚を失ってスローダウンを強いられたが、レース序盤はロッシと遜色ないペースで走行していた。ヘイデンは、最終的に9位でチェッカーを受けた。

ドゥカティ・モト GP チームは、6月4日 (月) もカタルニア・サーキットにとどまり、オフィシャルテストに参加する。このテストでは、週末の熟成進化の状況を確認するとともに、セットアップ、シャシ、電子系のチェックを実施する。さらに水曜日には、アラゴンで別のテストセッションが予定されている。

RIDER’S VOICE

ドゥカティライダーの画像

バレンティーノ・ロッシ/7位

「今日はかなりうまく行ったと思う。ある意味、今季ドライのベストレースだからね。チェッカー時点での上位陣との差も以前より縮まっているし、レース中のラップタイムの差も、今季ベストとなるコンマ5秒以内だった。現状ではまだ7位前後でフィニッシュしているにすぎないが、ドライコンディションでのマシンポテンシャルを最大限に引き出している。レース中も、バウティスタをパスできるのでは、と思った場面もあった。ストーナー達がバウティスタの前にいたが、それほど距離は離れていなかった。残念ながら、レースが進むにつれてリアタイヤのパフォーマンスが低下してしまった。フロントのグリップが落ちてからはコーナーで敢えてオーバーステアに転じさせて、フロントタイヤのパフォーマンスを補っていたため、リアに負担がかかったのだと思う。明日 (月曜日) と水曜日には重要なテストが控えている。もう一度アルミニウム製スウィングアームを試すほか、フロントグリップを増加させてコーナリングを向上させるセットアップ・アイデアを試すことになっている。上位ライダーとの差はそれほどない、というのが今日の偽らざる感触だ。今回のテストであと一歩前進できるよう期待している」

ドゥカティライダーの画像

ニッキー・ヘイデン/9位

「レース中に手の感覚がなくなってしまったため、かなりハードなレースとなった。昨日の予選中に感覚が少し鈍くなったため、チーム専属の理学療法士に治療してもらったが、レース中にまた同じ症状が出てしまった。以前にも何度か似たような症状を経験している。カタルニアはブレーキを駆使するサーキットだが、ブレーキやスロットルの感覚がほとんどなくなってしまった。ストレートでは、ちょっと指を動かす余裕があった。そうするとわずかに感覚が戻ってきたが、すぐにまた何も感じなくなった。序盤のペースは悪くなかったが、集団から遅れてからは、とにかくチェッカーまで無事にマシンを走らせることが目標になった。どれだけハードにブレーキングしているか、自分自身でもわからなかったので、クラッシュだけは避けようと意識を集中させた。テストではマシンを着実に進歩できると思うので、この症状が出ないでいて欲しい」

ヴィットリアーノ・グアレスキ/ドゥカティ・モトGPチーム・チームマネージャー

「週末の作業やチームの潜在能力には満足感を覚えている。おかげで今日のレースでは、確かな進歩を記すことができた。ムジェロテストで試したアイデアを実戦で検証したいと考えていた。チームはすでに、新しいエレクトロニクス・パッケージを実戦投入できるレベルに仕上げている。一方、アルミニウム製スウィングアームについては、更なるテストが必要だ。今日のレースでは、バレンティーノが上位陣とのギャップを 0.5 秒前後まで切り詰めた。コンマ5秒という差は、必ずしも小さくはないが、ここまでドライコンディションで負ってきたハンディを考えれば、一歩前進できたと言うべきだろう。7位というリザルトは、私達も彼も満足できるものではないが、ラップタイムにしても、レースペースにしても、今後につながる内容だった。一方で、ニッキーのレースは、身体的なトラブルの影響を受けてしまった。とはいえ、彼もチームと一丸となって良い仕事をしたので、ドゥカティ移籍後のカタルニア最上位となる予選グリッドを獲得してくれた。これも良い前兆だと思う。明日はもう一度スウィングアームをテストするほか、いくつか試したいセットアップもある。これまでの方向性に沿って、今後も熟成進化に努めたい」

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