VIRGIN DUCATI | 試乗インプレ【予告編】ディアベルカーボン トピックス

試乗インプレ【予告編】ディアベルカーボン

  • 掲載日/2011年04月06日【トピックス】
  • 取材協力/Ducati Japan  取材・文・撮影/山下剛
ディアベルカーボンの画像

前後17インチホイールを採用しながらも、ロング&ロースタイルを実現したディアベル。ホイールベースは1590mmとなっている。

新たなカテゴリーを創生した
ドゥカティが送り出す「ロー&ロング」

『ロング&ロー、かつ男性的』であることをコンセプトに開発されたドゥカティ・ディアベルは、ムルティストラーダ1200に搭載される水冷Lツイン「テスタストレッタ11°」を心臓とする、ドゥカティの新カテゴリーとなるニューモデルだ。そのコンセプトの通り、ホイールベースは1590mm、シート高750mm(日本仕様)とまさしくロング&ローとなっており、駆け抜けるアスリートのシルエットを投影したフォルムは、マッシブ&スタイリッシュだ。足つきのよさもさることながら、ドゥカティならではの軽量設計により207kg(ノーマルは210kg)という軽さに収まっており、水冷デスモの加速力を240サイズのリアタイヤが受け止め、アスファルトを蹴りつける! 試乗インプレッションをお届けするその前に、まずはスタイリング&ディテールを紹介しよう。

フォトTOPICS(写真点数/24枚)

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01迫力あるエキゾーストパイプは58mm径の極太ぶり。エンジンは水冷テスタストレッタ1,198cc、もちろんLツイン。112ps(日本仕様)を発生する。
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02マッシブなスタイルと走行性能を両立させるため、ラジエーターは左右それぞれのボディサイドに装着される。
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03スリッパークラッチ内蔵の湿式クラッチ。騒音を低減するプレートが挟み込まれて全体的に厚みが増し、マッシブフォルムにも貢献。
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04エンジン下部にはオイルクーラーを装備。そこから続くアンダーカウルは樹脂製だ。
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05ヘッドライトはモンスター同様に上下二分割され、上がロービーム、ハイビーム/パッシング時には下部分も点灯する。
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06シャープなシルエットのバックミラー。形状や大きさもあいまって視認性は良好。
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07ディアベル・カーボンのフロントフォークインナーチューブはDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングされ、低摩擦係数と耐久性を向上。
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08ラジエーターカバー部に内蔵されるフロントウィンカー。スタイリッシュなシルエットを作り出している。
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09フロントウィンカーはLEDタイプで、ハンドガードに内蔵される。
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10クラッチ&ブレーキのフルードタンクはこだわりを感じさせる作りになっている。
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11スピード&タコメーターはLCD液晶、タンク上部に設置されるマルチメーターはTFT液晶で、走行モードやギアポジションなど様々な情報を表示する。
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12サイドカバーは樹脂製だがヘアライン加工されたアルミパネル風となっており、高い質感を誇る。
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13左右のステップには滑り止めのラバーが装着される。取り外すことも可能だ。
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14タンデムステップはアーム付け根が可動する格納式。格納時でも使用時でもスタイリッシュさを崩さない。
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15鋭い加速時にライダーを支える形状のシート。日本仕様のシート高は750mm(ローシート)。シートスポンジは余裕のある厚みを持っている。
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16グラブバーは格納式となっており、使用時にはこのような状態となる。シートと同じ高さに設定され、握りやすい形状となっている。
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17シート下の様子。中央やや右にある丸いノブはグラブバーのロック機構。前部にはETCを設置できそうなスペースもある。
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18シート高を低く抑えるため、リンク式のリアサスペンションユニットはスイングアーム下部にほぼ水平に装着される。
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19リアサスペンションのイニシャルを変更するダイヤルは、車体左側のメインフレーム後端部に取り付けられている。
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20迫力あるフォルムのサイレンサー。騒音規制をクリアするため、イタリア仕様よりも10cm長くなっているのが日本仕様の特徴。
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21カーボン仕様はリアホイールもマルケジーニ製9本スポーク、アルミ鍛造。シルバーとブラックのツートーン仕様が男性的な高級感を演出する。
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22リアウィンカーもボディにビルドインされる。テール&ストップランプも左右分割式となっている。中央は格納式グラブバーに装着されるリフレクター。
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23ナンバープレートステーは、ドゥカティらしさ溢れるトレリスフレーム。粋なデザインだ。
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24240サイズのリアタイヤは、ピレリが専用開発したディアブロロッソ2。コーナリングを意識したラウンド形状が、ディアベルの性格を物語る。

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