VIRGIN DUCATI | ワールド ドゥカティ ウィーク2016 レポート #01 トピックス

ワールド ドゥカティ ウィーク2016 レポート #01

  • 掲載日/2016年08月24日【トピックス】
  • 取材協力・写真/Ducati Japan  取材・写真・文/松井 勉
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WDWの会場、ミサノのゲート前に集まった参加者達。近隣のホテルやキャンプサイトに荷物を置いて身軽なスタイルで会場入りする人も多く、おおらかなオーガナイズと、自己責任の所在をシッカリ認識したオトナのイベント、という印象だった。

2年に一度のドゥカティスタの祭典、ミザノが赤に染まる日

7月1日から3日間、グランプリコースとしても名高い、ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリにおいて、2年に一度のドゥカティ乗りの祭典、第9回ワールド・ドゥカティ・ウイーク(以下WDW)が行われました。ドゥカティが本社を置くボローニャからバイクで2時間ほどの距離にある会場へは、イタリア国内はもちろん、ヨーロッパ各国、ユーラシア、アジア地域からも熱心なファンが集い、3日間の来場者は延べ81,000人と発表されています。今年のWDWはドゥカティ創業90周年とも重なり、記念行事やアニバーサリーモデルの発表も行われる充実ぶりです。現役、レジェンド入り乱れるドゥカティレーシングライダー達によるエキシビジョンラン、ダートトラックコースでは彼らによるスクランブラーでガチンコレースも行われました。強い日差し、熱い眼差しに包まれた会場を前後編に分けてリポートします。

フォトTOPICS(写真点数/14枚)

ワールド ドゥカティ ウィーク2016  レポート #01
01会場では充分なパーキングロットが確保されていた。それでも来場者がもっとも多かった2日目の土曜日は会場誘導員が大忙し。ドゥカティはやっぱり赤が多い、と実感する瞬間。日本ではその数は多くないが、WDW会場ではムルティストラーダがとても多かったのが印象的。
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02入場ゲートの前にどんなにライダー達が集まっていても、会場に入ったら、オーナーズクラブとしてはシッカリと記念撮影をする。各自スマホ、自撮り、プレスの動画、スチール……。WDWへとやってきた歓びをホーンや声、エンジンを吹かしてアピール。お祭りです。
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03ドゥカティ以外のバイクでやってくる来場者ももちろん見かけたが、この3日間、圧倒的なドゥカティの数に他ブランドのモデルでやってきたユーザーは自分のバイクを見つけやすかったはず。ドゥカティオーナーにとって自分のバイクを探すのは間違い探しに近いレベルだったに違い有りません……。
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04今回のWDWはスクランブラー・ドゥカティが発売されてから最初だったということも影響しているのか、ヒストリックなスクランブラーの姿を複数見かけることになった。このバイクを見ると、現代のスクランブラーが当時の面影、ドゥカティの歴史を巧く引き継いでいるのが解る。
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05スイス、エメンブリュッケに本拠を置くサイドカーメーカー、ARMEC製のトレモラ1というカーを付けたパゾ。このサイドカー以外にも何台かサイドカーを見かけた。中には、車いすのまま乗り込めるサイドカーを造り、カー側からバイクを運転するタイプのものもあった。走る、楽しむ、ドゥカティスタはバリアフリー。
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06モンスターのタンクに覆い被さり、トラスフレームに手を伸ばす美女(マネキンですが)、この状態でライダーとパッセンジャーが乗ってやって来た。WDW会場ではお馴染みの方のようで、多くの来場者から声を掛けられていた。
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07たった今、世界一周から戻りました、という風体のムルティストラーダライダー。旅馴れた感じが漂う車体の軽いほころび、越えた国境の数を意識させる国旗のステッカーがパニアケースを埋める。気温35度はくだらない会場を重装備で闊歩する強者。3日間で見かけた最強の来場者の1人でした。
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08サーキットの中はいくつかのエリアに区切られ、各国の支社もブースを並べる。強い日差しを避けるようにテントに来る人にとって、ミストと大型の扇風機が回るこのエリアは清涼を求めるひとときでもある。日本ブースではプリントタトゥーやグリーンティーが。ハッピーアワーには日本酒が振る舞われた。
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09おい、それは何処で手に入れたんだい? ウワサがウワサを呼び一時日本ブースのテーブル前に幾重にも人垣ができたプリントタトゥー。カタカナのドゥカティが大人気。持ち込んだ3000枚のプリントがどんどん無くなってゆく人気ぶり。
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10こちらは日本からの参加者。ディーラーのツアーも行われ、多くのオーナーが参加した。和装に粋な帽子で夏を表現。こんな人がいると、あちこちから記念写真のオーダーが入る。これは着てもいいのかい? と半被を羽織る人も。クール・ジャパンを実感(笑)。
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11会場内でクッキリと棲み分けをしているドゥカティとスクランブラー。こちらはスクランブラーのエリア、LAND OF JOYにあったカルーセル。実働はしていなかったが、馬の代わりにスクランブラー各種、各色が。
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12オランダのヘルマン・ヨリンクさんは、ベベルの時代からドゥカティをドラッグレースに使い続けるエンスージアストライダーだ。現在の愛車は1266㏄に排気量を上げた1198RSエンジンをオリジナルフレームに搭載したもの。1/4マイルを8.275秒で駆け抜ける。145キロの車重と長いホイールベース。ヘルマンさんのブースも人が絶えなかった。
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13ダイネーゼはDエアを展示。ドゥカティの純正アパレルにもラインナップされるファンクションウエア。その機能をしっかり確認できる展示が印象的だった。パドックエリアに置かれたブースはデザインからして美しい。ドゥカティにまつわる一つ一つのディテールが美しい……!
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14純正タイヤのサプライヤーでありSBKのタイヤも一手に収めるピレリ。彼らもパドックに大型トレーラーを配備してタイヤの展示と、ミサノまで自走できた来場者のタイヤトラブルや、タイヤ交換なども行っていた。こうしたユーザーサポートが充実しているのもWDWの特徴だった。
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15こちらはスクランブラーのLAND OF JOYエリアにあったオープンエアのへアサロン。二つのシートが空く時間はほぼ無く、朝から夕方まで予約でいっぱい。イタリアらしく、サイド刈り上げ、トップで動きを出す2ゾーンが人気だった。日本からの参加者も体験していた。1回10ユーロ、15分程。期間中85名がここで散髪、気分を変えた。
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16WDW初日の夕方に行われたパレードラン。ミサノのコースを一周し、市街地へと走り出す。参加するドゥカティ乗りの数は一体何台? というほど。パーキングに停めていたバイクがサーキットのパドックエリアへのゲートが開くのを今や遅しと待ち構える。見える範囲以上にバイクがいて、この後、5キロのサーキットはドゥカティの数珠つなぎとなった。それでもまだピットに入りきれないドゥカティがパドックに溢れている。
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17午後8時。日が傾くミサノをゆくドゥカティ軍団。パッセンジャーと、1人で、仲間と、WDWにとって一つのクライマックスがこのパレードだった。ホーンやエンジンを吹かし、それぞれがそれぞれのスタイルを主張し、イベントを盛り上げた。
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18イベント初日、金曜夜に行われたビーチパーティー。波のでるプールに移動した参加者は、DJが繰り出す80年代ポップスで盛り上がり、プールサイドに建てられたタワーから降り注ぐ盛大なバブル攻撃に最高潮を迎える。
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19WDW2日目、ナイトパーティーは予定を変更、サッカー、ユーロカップのイタリアVSドイツ戦を急遽ミサノサーキットの敷地横にあるサッカー場に造られた特設会場でパブリックビューイングすることに。その試合の前に予定されていたのがサプライズ。90周年を記念した限定車、1299パニガーレSアニベルサリオもアンベールされた。ステージ上にはドゥカティレーサー達が一堂に集まり、大きく盛り上がった。