VIRGIN DUCATI | 2011 MotoGPレポート 第7戦 オランダ DUCATIサーキット情報局

2011 MotoGPレポート 第7戦 オランダ

  • 掲載日/2011年06月28日【DUCATIサーキット情報局】
  • 特別協力/Ducati Japan  プレスリリース/2011年 6月28日
    MotoGPで活躍するドゥカティ・チーム。メーカー発信のレポートをフォトギャラリーでご紹介します。
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2011 MotoGP #07 NETHERLANDS(2011.06.18)

ロッシとヘイデン、伝統のサーキット
TTアッセンで4、5位フィニッシュ

2011年MotoGP世界選手権第7戦オランダGPは、6月25日、伝統のサーキット、オランダのTTアッセンで開催された。レース当日は難しい天候に加えて気温が低く、特に序盤にはクラッシュが続出する難しいレースとなった。

ウォームアップ・セッションはウェット。その後、路面が乾き始めたため、MotoGPライダー達はグリッド上でセットアップを変更するとともに、レインタイヤからスリックへと変更するなど、スタート前から波乱を予感させた。

ドゥカティ・モトGPチームのバレンティーノ・ロッシは、11番グリッドからのスタートだったが、すばらしいスタートに加え、マシンのフィーリングが良く、4位でチェッカーを受けた。チームメイトのニッキー・ヘイデンは、今季のドライ・コンディションのレースで最高となる5位でフィニッシュした。

RIDER’S VOICE

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バレンティーノ・ロッシ(ドゥカティ・モトGPチーム) 4位

「僕のマシンは予選と比べて、レースでは大きな進歩が見られたので、今日の結果にはかなり満足している。もっと早いタイミングで適切なセッティングの方向性を見つかることが出来れば良かったけれど、僕たちはまだニューマシンについて学習することがたくさんある。だから適切な方向性がわかるようになるまでもう少し時間がかかるだろう。いずれにしても、僕が快適にライディングできるセットアップを見つけることができたけれど、いきなりレース本番にそのセッティングで走ることになったので、最初のラップは注意深くライディングしなければならなかった。正直に言えば、ウォームアップで雨が降ったのはアンラッキーだったね。あれさえなければ、ウォームアップで新しいセットアップを試すことができていたはずだ。とはいえ、今回はポジティブな週末だったと言って良い。さまざまな面でマシンの熟成度が確認できた。特にリアエンドの挙動が安定したことが大きいね。でも、上位陣と対等に戦うにはまだやるべき仕事が残っていることも事実だ。秒単位のギャップではないけれど、ギャップがあることには変わりはない。今後とも最善の努力を続ける必要があるよ」

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ニッキー・ヘイデン(ドゥカティ・モトGPチーム) 5位

「今週末は、ありとあらゆるコンディションに見舞われた気がするよ、そしてレースも同様にね。レインセットアップでコースに出たけれど、路面が急速に乾き始めていて、グリッド上でドライセッティングに変更した。路面には、2~3ケ所のウェットパッチが残っていたけれど、それは大きな問題ではなかった。レースに向けて、若干のセッティングに修正を加えたけれど、それは大きなセッティングの変更ではなかった。オープニングラップと2周目はうまくタイヤに熱が入り、フィーリングも良かったが、その後、いくつかミスを犯してしまった。白線に乗ったり、一度はフロントにプッシュアンダーが出てしまったので、シケインを直進してしまった。コーリン(エドワーズ)にはパスされたけれど、どうにかスリップに入って彼について行くことができた。5位という結果では心から喜べないけれど、僕としては今シーズンのドライセッションでの最高のリザルトであり、チャンピオンシップも5位に浮上することができた。同じアメリカ人としてベン(スピーズ)の優勝を祝福したい。もちろん僕が優勝できれば最高だったけれど、今回の彼と彼のチームは勝利にふさわしかったよ」

ヴィットリアーノ・グアレスキ(ドゥカティ・モト GP チーム・マネージャー)

「バレンティーノとニッキーがチームにいい結果をもたらした。バレンティーノは、ウォームアップが雨に見舞われたため、新しいセットアップを確認できないまま、プラクティスとは異なったセットアップでレースをスタートしなければならなかった。バレンティーノとチームにとって、いくらかのリスクはあったものの、新しいセットアップはうまく行ったようだ。予選ではいくつも問題が出ていたので、それを考えればこの結果は上出来だ。ニッキーも良いレースをしてくれた。今日はミスを犯しやすいコンディションだったが、その中で彼は全力を尽くした。彼はいつもハードワーカーなので当然と言えば当然だが、私たちがチャンピオンシップ・ランキングで4位と5位を獲得できているのは二人のおかげだと言える。だが、私たちは出来るだけ早い時期にもう一歩前進したい。今後もハードワークを継続する」

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