VIRGIN DUCATI | 【インタビュー】藤井 淳さん(DIAVEL CARBON) ライフスタイルDUCATI

【インタビュー】藤井 淳さん(DIAVEL CARBON)

  • 掲載日/2017年05月10日【ライフスタイルDUCATI】
  • Photo & Text/Keisuke Asakura
    取材協力/DUCATI札幌  記事提供/『VIRGIN DUCATI』 Vol.04(2014.08.04発行)
【インタビュー】藤井 淳さん(DIAVEL CARBON)の画像

初の愛車に選んだディアベルの
スタイルと動力性能に夢中

ツウ好みのカスタマイズが施され、精悍さが増しているディアベル。ポイントを押さえたモディファイに、かなりのベテランライダーの愛車かと思いきや、オーナーは意外にもこのディアベルが初バイクだという藤井 淳さん。

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1198.4ccのDOHC4バルブ水冷Lツインは、湿式クラッチを採用し取り扱い性も向上。外装にカーボンパーツを多用し、STDディアベルと比較し乾燥重量で5kg軽量となっている。

少年時代からバイクには興味があったという藤井さん。学生時代に免許を取ろうと思い立ったが、教習所で入校を断られてしまった。藤井さんが住まう北海道では、冬季は二輪の教習が行われていなかった。申し込みに行ったのが秋口だったため、その年の二輪教習は受付を終了していたのである。翌年には四輪免許を取得したこともあり、バイクへの興味は薄れていってしまった。

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ディアベルだけの個性的なフォルムは、走っているだけで注目度抜群とのこと。240サイズのリヤタイヤを履くマッシブなリヤビューは、藤井さんお気に入りのポイントだ。

社会人となり、仕事に忙しい毎日を送る藤井さん。やがて結婚、お子さんにも恵まれ公私ともに充実した日々を過ごしていたのだが、数年前に転機となる出来事に遭遇することになる。

「上司が出張先で急死されたんです。それまでは、とても元気にされていたんですが……。人生何があるかわからないなと考えさせられる出来事でした。そんなことを家内と話していたら『あなた、何かやりたいことはないの?』言ってくれて、自分はバイクに乗りたかったんだと思い出してね」

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ドゥカティ・パフォーマンス製のスクリーンを装着。STDディアベルと同サイズで、スモーク仕様。小さいながら、防風性が大きく向上する。

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ブレーキとクラッチのレバーはCNG製に交換。レバー位置の調整がし易い。ハンドルバーエンドはSTM製、ミラーはデイトナ製をチョイス。

早速、大型二輪免許を取得した藤井さん。ドゥカティ札幌の砂田マネージャーとは、バイクとは関係のない場所で以前から面識があったこともあり、ひやかし半分でお店を訪れたところ、出会ったのがディアベル。 一目見て、スタイリングに惚れ込み購入を決めた。

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シートはドゥカティ・パフォーマンスのハイシート。足着き性は多少犠牲になるが、乗車時の膝の曲がりが緩くなり、疲労度が軽減するとのこと。

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ホイールを前後ともにディアベルAMGの専用品に交換。フロントフォークのインナーチューブは極太φ50㎜、DLCコーティングが施されている。

「最初は速さに戸惑いましたね。ここまで、速いとは思っていませんでした。ですが、今はその加速感がたまりません。この気持ち良さは、ドゥカティならではだと思います」

奥様とタンデムでツーリングを楽しむことが多いという藤井さんだが、バイクに乗っている藤井さんが、あまりに楽しそうにしているのを見た奥様も免許を取得。MVアグスタのブルターレ800を購入し、現在では夫婦揃ってのツーリングを楽しんでいるそうだ。

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万がいちのアクシデントに備え、アエラ製のフレームスライダーと、フロントアクスルスライダーを装備。ルックス上のワンポイントにもなっている。

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マフラーはECUと併せて、ドゥカティパフォーマンス製にリプレイス。Lツインならではの、鼓動感溢れる小気味よいサウンドを響かせてくれる。

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