VIRGIN DUCATI | 【インタビュー】金澤朋扇さん(MONSTER 1100EVO) ライフスタイルDUCATI

【インタビュー】金澤朋扇さん(MONSTER 1100EVO)

  • 掲載日/2017年05月17日【ライフスタイルDUCATI】
  • Photo/Kiyoshi Ichikawa Text/Keisuke Asakura
    取材協力/DUCATI札幌  記事提供/『VIRGIN DUCATI』 Vol.04(2014.08.04発行)
【インタビュー】金澤朋扇さん(MONSTER 1100EVO)の画像

挑戦する心を掻き立てる
過激で美麗な空冷モンスター

金澤さんにとって、このモンスター1100EVOは、2台目の大型バイクだ。以前の愛車は、ホンダのCBR600RRという、かなり硬派なチョイス。CBRには5年ほど乗り、自分なりに乗れてきたという感触も得ていた。そこで、次の愛車を考えた時、候補に上がったのがドゥカティだった。

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金澤さんは、バイク天国北海道在住。ツーリングが好きで、道内のあちこちに出かけているが、道外へのツーリングにも行ってみたいそうで、まずは東北制覇を狙っているとのことだ。

「ドゥカティは、難しいバイクというイメージがありました。だったら挑戦してみようか? と思ったんです。それにドゥカティって、やっぱりデザインが良いじゃないですか?  一度、乗ってみたかったんですよね」

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排気量は1078cc、フルサイズの空冷モンスターとしては最後にして最強のエンジンを搭載。荒々しい乗り味が魅力の一台。ABSやDTCも標準装備される、完成度の高いモデル。

そうして訪れたのが、以前から馴染みのあったドゥカティ札幌。モンスターS4Rに乗る女性ライダー仲間が、同ディーラーのお客さんだったことも背中を押した。そこで、新たな愛車としてチョイスしたモデルが、最後のフルサイズ空冷モンスターとして人気の高いモンスター1100EVOだった。

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ウインドプロテクション向上を狙い、スクリーンをロングタイプへ交換することを考えているが、スタイリングが悪くなりそうと悩んでいる。

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バイクシーズン中でも、朝晩は思わぬ冷え込みをみせることがある北海道。寒さ対策として、キジマ製のグリップヒーターを取付けている。

「試乗した車両はギヤが入り難くて、ニュートラルも簡単には出なかったんです。こんなものかな? と思ったんですけど、実はナラシも終わっていない新車だったんですね。でも、私のモンスターは納車前に一度、部品をバラしてミッションの調整をしてくれていたんです。そのおかげで、新車でもギヤが入りやすくて助かりました」

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空冷Lツイン最強のエンジンは、最高出力100馬力、最大トルク10.5kg-mという過激スペック。パワーアシスト付きのスリッパークラッチも装備。

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ドゥカティ札幌の手によるローダウン仕様で、シート高は40mm下げられ、足着き性を確保している。フェンダーレスキットはモトクレイジー製。

それでも国産マルチに乗り馴れた金澤さんにとって、ドゥカティの強烈な個性は善くも悪くも充分なインパクトだった。特に手こずったのが、低中回転域のトルク特性。大排気量Lツイン特有の、強力な押し出し感とバックトルクだった。

「難しい、すべてが手強いバイクだなぁ、と感じました。コーナリングも、最初のうちは上手く曲がることができませんでしたしね。でも、だからこそ『このバイクを自在に操れるようになりたい』って思わせてくれるんでしょうね」

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ドゥカティのスポーツバイクのアイデンティティともいえる、片持ち式スイングアームを採用。アルミニウム鋳造製で、軽量化と高剛性を両立。

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マフラーは、ドゥカティ・パフォーマンスのテルミニョーニ2本出しタイプをチョイス。パルスの利いた排気音が、ライダーの気分を盛り上げる。

最初は違和感を感じた、ドンッと出る強烈な加速感も、今ではその過激なフィーリングが病み付きになっているとのこと。近い将来、ワインディングでモンスターを思う存分振り回す金澤さんの姿が見られるに違いない。

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