スーパーバイク848EVOが発表!
- 掲載日/2010年07月23日【トピックス】
- 取材協力/Ducati Japan 文/VIRGIN DUCATI編集部
スーパーバイク848の上位グレードとして発表された「スーパーバイク848EVO」
エキサイティングな進化を遂げた
EVO仕様のスーパーバイク848が登場
2010年7月20日、イタリアにて「スーパーバイク848EVO」が発表された。これは人気を博しているミドルクラス・スーパースポーツ「スーパーバイク848」の上位バージョンとなるモデルで、140HPを発揮する高性能エンジンと、新型ステアリングダンパー、モノブロックブレーキキャリパーを採用している。その中でも注目したいのは“EVO”のためのニューエンジンだ。ボアとストロークは共通だが、新形状インレットポートとレーシングスタイルの楕円形スロットルボディを採用し、真円面積相当サイズは56mmから60mmに拡大。また、新型ピストンにより圧縮比が12:1から13.2:1に向上している。カムシャフトも新しくなっており、バルブリフトを11.5mmから13mmに増大させ、インレット作用角度を253°から257°へと増大させたとのこと。発表されたスペックから、エキサインティングなエンジンであることが想像できる。
スーパーバイク848EVOのカラー設定は、レッドフレームにブラックホイールを組み合わせた従来の「ドゥカティレッド」のほか、レーシングブラックフレームにブラックホイールを採用した「ダークステルス」の2色が用意される。日本仕様の導入時期、仕様などは未定となっているが、ベースモデルとなるスーパーバイク848はほぼイタリア本国仕様だったことを考えると、今回の“EVO”もそれに近いスペックが期待できるはずだ。今回は最新の速報として、ドゥカティより公開された6枚の写真をお届けする。
フォトTOPICS(写真点数/5枚)
01ドゥカティの定番カラー「ドゥカティレッド」。スイングアームはアナダイズドブラック仕上げ。
02新色となる「ダークステルス」は精かんなイメージだ。タイヤは前後ともピレリ製ディアブロスーパーコルサSPを装着する。
03コントロール性を向上させる新ステアリングダンパーを装備している。
04本国仕様のスペックでは140HP/10,500rpmと以前より6HP出力が向上している。トルクは10.kgm/9,750rpmと微増。
05日本仕様の発表時期は未定だが、ベースモデル同様イタリア本国使用と大きな差の無いパフォーマンスを期待したい。
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