第5回JAIA輸入二輪車試乗会・展示会 ドゥカティレポート
- 掲載日/2019年04月13日【トピックス】
- 取材協力/日本自動車輸入組合 写真・ 文/成田 恒一
注目モデル13台が用意されたドゥカティブース
2019年4月3日(水)〜4日(木)に神奈川県の大磯プリンスホテル・ロングビーチ駐車場で第5回JAIA輸入二輪車試乗会・展示会が開催された。このイベントは日本自動車輸入組合の二輪車委員会が輸入二輪車の魅力とその乗り味を各メディアに広くアピールするため毎年この時期に行われている。
ドゥカティブースでは、展示車両として発売が待ち望まれるパニガーレV4 Rにディアベル1260S、ムルティストラーダ950S、ハイパーストラーダ950SP、さらに試乗車両としては新型スクランブラー・アイコン、スクランブラー1100スポーツ、ムルティストラーダ1260エンデューロなど合計13台の車両が用意された。
2019年6月の発売が予定されているパニガーレV4 R。ドゥカティのレーシングテクノロジーを最大限に搭載し、最もレーサーに近いマシンとなっている。パニガーレV4 Rは、行動走行が可能なレーシングバイクである。
排気量998ccのデスモセディチ・ストラダーレRエンジンを搭載し、カーボンファイバー製のウイングが特徴的なディテイルとなっている。フューエルタンクはアルミ製で容量は16L、フロントブレーキはブレンボ製Stylemaモノブロックキャリパー、シートは専用品となる。
アップデートが施された新型スクランブラー・アイコン。その心臓部には排気量803ccのL型2気筒デスモドロミック 2バルブ 空冷エンジンを搭載している。
シリーズで最もスポーティーなスクランブラー1100スポーツ。前後にオーリンズ製サスペンションを装備し、排気量1,100ccのL型ツインを搭載している。
最新の電子装備を誇るドゥカティだけに、試乗に出る前にはスタッフから基本操作のレクチャーを受ける。
ムルティストラーダ1260エンデューロにムルティストラーダ1260Sの試乗車。「4 Bikes in1」を体現するプレミアムアドベンチャーバイクである。
2019年6月の発売が予定されているディアベル1260Sは、ネイキッドとクルーザーのエルゴノミクスを組み合わせたまさにオンリーワン。パワーユニットには159hpを発生するテスタストレッタDVT 1262エンジンが搭載されている。
ムルティストラーダ1260シリーズに迫る充実した装備を与えられたムルティストラーダ950S。「4 Bikes in1」の世界観を電子制御技術で見事に具現化されている。
攻撃的なスタイルで人気を博しているハイパーストラーダ950SP。競技用モタードマシンを原点に、キレ味鋭い乗り味を誇る。
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