Marco Lucchinelli (マルコ・ルッキネリ)
マルコ・ルッキネリは1954年にイタリア・ボラーノに生まれた。20歳のときにアエルマッキの250ccシングルでヒルクライムレースをきっかけにレース人生を歩みはじめる。
マルコ・ルッキネリは1954年にイタリア・ボラーノに生まれた。20歳のときにアエルマッキの250ccシングルでヒルクライムレースをきっかけにレース人生を歩みはじめる。
『ロング&ロー、かつ男性的』であることをコンセプトに開発されたドゥカティ・ディアベルは、ムルティストラーダ1200に搭載される水冷Lツイン「テスタストレッタ11°」を心臓とする、ドゥカティの新カテゴリーとなるニューモデルだ。
MotoGP 第2戦のスペインでニッキー・ヘイデンは3位でフィニッシュして表彰台に立った。レースはウエットコンディションとなり転倒者が続出、完走わずか12台のサバイバルレースとなった。
イモラ200マイルレースを制した男、ポール・スマート。2002年、本誌は彼の単独インタビューを敢行、イモラ200マイルレースについてたっぷりと語ってもらった。
トニー・ラッターは、マン島TTレースで7回、アルスターGP(1942年から1971年まで北アイルランドのクラウディサーキットで開催されたレース)で6回など、おもに公道レースやショートサーキットを得意としたイギリス人ライダーだ。
イギリス人レーサー、ポール・スマートのレースキャリアのうち、ドゥカティに関するものは意外と少ない。しかしそれゆえか、彼とドゥカティの勝利は多くの人々の心に印象強く刻まれている。
カタールで開催された MotoGP の開幕戦で、バレンティーノ・ロッシは、その不屈の精神と判断力を発揮して7位に入った。
「スパッジアーリは私が設計したモーターサイクルに乗る私の耳目であり、手足であり、心である」ドゥカティの父とも称される天才技師ファビオ・タリオーニは、ブルーノ・スパッジアーリについてそう語っていた。
10,000kmを走行した1098Sのオーバーホールを終えてこそわかった最新ドゥカティエンジニアリングの素晴らしさ
マイク・ヘイルウッドは、イギリス最大手バイクディーラーチェーンを経営する富豪、ヘイルウッド家に生まれた。そのため幼少の頃からオートバイに親しみ、レーサーとしてのキャリアを17歳からスタートする。
10,000kmを走行した1098のエンジンを分解してみた結果、パーツの摩耗は驚くほど少なく、現代ドゥカティのエンジニアリングの水準の高さを目の当たりにすることができた。
2011年モデルとして新登場した848EVO BLACKは、新開発となる『848テスタストレッタ・エボルツィオーネ・エンジン』を搭載し、パワー/トルクともに向上させたミドルウェイトスーパーバイク。
とかくエントリーモデル、女性向けといわれがちだが、そこはドゥカティであるからしてそう簡単に割り切れるバイクではない。
これまでのドゥカティモデルラインナップの文脈通り、上位モデルの前後サスにはオーリンズ製が装着される。これはSPでも同様だ。
ストリートファイターの上位モデルとして、前後サスペンションやホイールなどよりアグレッシブな走りを実現するパーツ類を装備する。
スーパーバイク1098をベースマシンとし、カウルを剥ぎ取ったネイキッドモデルは、空冷エンジンを搭載するモンスターシリーズに対して、水冷エンジンを搭載するネイキッドモデルとして位置づけられる。
前後サスペンションに電子制御式オーリンズ製サスペンションを採用する。
車名の「EVO」は新たに開発された『848テスタストレッタ・エボルツィオーネ』エンジンを意味するもので、燃焼室、ピストンクラウンの形状変更(これにより圧縮比は12:1から13.2:1へ)、インレットポート形状、バルブリフト量などを見直したことによって、日本仕様で2psのパワーアップに成功している。
ベースグレードとの違いは、前後オーリンズ製サスペンションの採用。とくに前後サスペンションは電子制御式となっており、走行モード切り替えに連動して前後サスのダンピング特性を変化させるテクノロジーが最大の特徴だ。
2011年モデルの1198は、DTCとDQS(ドゥカティ・クイックシフター)、DDAを標準装備として、さらなる走りの高みへと到達できるようになったことが特徴だ。
シリーズ後発だけあり登場時から完成度の高さを見せつけたのが796だ。エンジンは696とボアは同一ながらストロークの長い『デスモデゥエ』。
扱いやすさを重視した水冷Lツイン『テスタストレッタ11°』を採用、ライドバイワイヤにより、「SPORT」「TOURING」「URBAN」「ENDURO」の4種の走行モード切り替えにより出力特性を走行中でも変更可能。
ドゥカティ史上初となる2バルブエンジンでの100psを達成した『デスモデゥエ・エボルツィオーネ』なる新開発エンジンを搭載。
排気量803ccの空冷Lツイン『デスモデュエ』を搭載、ドゥカティらしい躍動感をアップしつつも湿式クラッチとの相互作用で乗りやすさを加えたハイパーモタード796は、乗り手を選ばないマルチなバイクだ。